人生初、留学生との交流


留学生と一緒にご飯を食べることになった時のこと

さて、そういった訳で、私は人生初、留学生と交流することになった訳ですが、友人の家が留学生の受け入れを希望してくれていて、お昼一緒にどうですか?って、声をかけて下さったので、自分も一緒にお昼をご馳走になって、しばらく一緒に過ごしました。その様に声をかけてもらっていなかったら、そこまで交流した記憶も残っていなかったかもしれません。友人の家は家族以外に3人も留学生を受け入れたのですから、たとえ4日でも大変だったでしょう。

しかし、受け入れてみなくては分からなかったことも沢山あっただろうって、羨ましくもあったのです。その経験があって、留学生のような彼らを受け入れた家庭を目の当りにしていて、自分も少しの時間でしたが一緒の時間を過ごすことがあったから、自分がこうして大人になって家庭をもった時に、いつかは留学生を受け入れてみたいなという気持ちが今に至るまであるのだと思います。
友人も含めて私も留学生と関わる機会なんてなかったので、どう接していいのか分かりませんでした。
なので、気になったことを場当たり的に聞いていた記憶があります。当然ながら、名前や年齢から聞いた記憶がありますが、同じ年の留学生だった女の子がやけに大人びて見えて、自分の幼さ加減に同年齢のギャップを感じたのでした。友人のお母さんが日本らしいチラシ寿司と、そうめんを作ってくれました。チラシ寿司には、紅生姜がかかっていたのですが、留学生の国、フィンランドでは食べる習慣がなかったみたいで、興味をもって食べてくれてはいましたが、刺激が強いようで、ものすごく顔をゆがませていました。ただ、チラシ寿司の見た目はきれいだったので、
「Wow!It’s Beautiful!!」
と、言っていたのだけ、覚えています。フィンランドの人も、英語は学ぶのね…。って、二つの言葉が話せることにも驚きました。当時、それがなんという意味だったのかもわかりませんでしたが、フレーズだけ頭に残っていて、なんか感激しているなっていうのは、リアクションで分かった気がしたのです。

あと、留学生のような彼らが興味を持っていたのは、和室にあったお仏壇です。
お母さんがご飯中にも関わらず、「これはお参りする為の…」って、日本語で説明してチーンとお鈴をならして拝むジェスチャーをしていました。ご先祖様って、説明をどうやったら留学生に分かってもらえるのか。友人のんお母さんも悩んだでしょうね。お母さんのあのジェスチャーで理解できたでしょうか?




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〜留学生を迎えるにはどんな心構えがいるのだろう〜



        
いつかは留学生を受け入れたい私